エンビー(envy)TOP > インタビュー > 映画「魔法遣いに大切なこと」出演の田中哲司インタビュー

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名脇役、クールで寡黙……俳優「田中哲司」といえばおよそそんなイメージ。しかし、12月20日に公開される映画「魔法遣いに大切なこと」で田中哲司が演じるのは、優しい魔法遣いの指導員。俳優・田中哲司は役者という魔法使いなのかもしれない。 |
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舞台は日常に魔法遣いが存在する現代。魔法遣いたちは、いわゆる公務員である「魔法士」になるため、15歳から訓練を始める。ソラ(山下リオ)もそんな1人。人の役に立つ魔法を学ぶため、北海道から上京し、指導員である原(田中哲司)のもと、「魔法士」の勉強を始める。昔の思い出の復元、植物人間の治療など、戸惑いながらも魔法の力の素晴らしさを学んでいくソラ。一方、同期の豪太(岡田将生)は、自分の魔法を操り切れず悩んでいる。そんな2人に哀しい現実が……。 |
■監督:中原俊、脚本:山田典枝、出演:山下リオ、岡田将生、田中哲司など
■配給:日活
■12月20日(土)より シネマート新宿、シネマート六本木 他にてロードショー公開
お正月ロードショー!!
■URL:http://www.maho-movie.com/ |
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――映画「魔法遣いに大切なこと」への出演が決まったときは?
田中哲司:原作を読んでまず興味を持ったのは、「この魔法をどうやって表現するのか」ということです。SF映画などによくある壮大なスケールの魔法なのか、それともホームドラマで用いられるような、こじんまりとした魔法なのか。実際には、その中間で、そこは気に入っています。物語自体が、普通の生活の中で魔法遣いたちが公務員として存在するといった設定ですから、壮大すぎると嘘っぽくなるので、ちょっとリアルだった方が、観る側も感情移入できると思います。
――映画「魔法遣いに大切なこと」では、山下リオさん演じる見習い魔法遣いのソラを教育する優しい指導員役。実際の田中哲司さんは?
田中哲司:最近、冷たいイメージの役が多かったので、今回はちょっと意識しました。周りにも伝わる優しい人を表現しようと。でも実際の僕は98%ぐらい今回の役に近いですよ。残り2%は悪い人間ですが(笑)。イメージを定着させない役者になりたいと思ってきたので、今回の原誠一郎役では、思いっきりの優しさを、主演の山下リオちゃんに注ぎました(笑)。
――今回の役のような魔法を使えたら、何をしたい?
田中哲司:ちょっと悪いことをしたいですね(笑)。もう、動かないで魔法ばっかり使っちゃいますね。
――映画「魔法遣いに大切なこと」では、イイ男なのにまだ独身というちょっと謎めいた役でしたが、実際にご結婚の予定は?
田中哲司:まだ全然考えていません(笑)。映画の中の台詞で、「ソラちゃんみたいな子供が欲しくなりました」と言うシーンがありますが、山下リオちゃんみたいな子供だったら本当に欲しいけれど。岡田将生くんみたいな子供だったら役者にします。ふたりともすごく可愛くて撮影中も楽しかったですね。
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――今や人気の田中哲司さんですが、無名時代との違いはありますか?
田中哲司:役者っていう仕事は、売れている、売れていないにかかわらず、精神的にキツイ仕事です。常にハングリーな精神を維持しておかないと演じれるものも演じられない。さらには人から求められないと始まらない職業ですからね。僕は、今も昔もずっと役者としての危機感を抱きながらやっている。それはどんなベテランの役者さんでも同じだと思うけど、それは精神的にキツイですね。
――毎日のプレッシャーの中でリフレッシュするための趣味は?
田中哲司:あえて趣味を持たないようにしています。役者としてプレッシャーから逃げないで向き合っていきたいから。実際、友人と旅行や遊びに出かけても、「自分はこんなことをやっていていいのか」と自責の念に駆られることがよくあります。一度仕事が2ヵ月ぐらい空いた時は、正直、気が狂いそうになりましたね(笑)。演じることが好きだから、求められるような役者でなきゃいけない。それをどうやって維持していくか、常に大きな課題です。
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田中哲司
1966年2月18日生まれ、三重県出身。蝦川幸雄、鈴木 勝秀、松本 修、長塚圭史等の舞台を多数こなす。近年では、TVドラマ「ラスト・フレンズ」「ブラッディマンディ」、映画「ハッピーフライト」等に出演。野田秀樹演出の「バイバー」(1/4〜)の公演が控えている。 |
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