「水を買う時代」になって久しいけれど、その効用まで気に留める女性は意外と少ないもの。実は水こそ究極のサプリメント。正しく補給すれば、健康はもちろん、美肌作りやダイエットにも大きな役割を果たしてくれるのです。今週のenvy(エンビー)は、水の専門家「アクアソムリエ」に、正しい水の飲み方をはじめ、水に関するあれこれを伺いました。美味しく水を飲んで、内側からキレイになりましょう♪ |
水に目覚めたのは、フランスと並ぶミネラルウォーター先進国といわれるイタリアに留学したことがきっかけです。ミネラルウォーターを日常的に飲み始めたところ、1ヶ月ほどで便秘が解消されて体調がみるみる良くなりました。さらにニキビが減ってお肌の調子も改善。風邪をひきにくい体質にも。それまではどちらかというと苦手だった水を飲むことが楽しくなりました。健康な身体を維持するうえで水分補給はとても大切。まずは水を飲む習慣づけから始めてみてください。 |
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<プロフィール> イタリアで日本人初となる水の専門家「アクアソムリエ」の資格を取得。帰国後は、東京・西麻布のミネラルウォーター専門店「アクアストア」マネージャー、ミネラルウォーターの専門学校「アクアデミア」講師などを務め、ワインのソムリエのように、その人に最も合ったミネラルウォーターをサポートする「アクアソムリエ」として活躍している。 |
水には、体内に酸素や栄養を運ぶ働きと、身体にとって不要な老廃物を排出してくれる作用があります。血液がサラサラになって血行が促進され、体内の新陳代謝がアップするのはそのおかげ。しかし、水分が不足することによりこの働きが低下すると、血流が悪くなり、血管が詰まり、最悪の場合、脳内出血を引き起こすことさえあるのです。また、新陳代謝の低下は、腎臓に溜まった老廃物を尿として排出する機能を低下させるので、腎臓病の原因にもなります。 自覚症状の出にくい水分不足ですが、身体からはSOSのサインが出ています。ちょっとした体調の変化に目を向けて、大きな病気を引き起こす前にしっかり自分でケアしましょう。
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健康維持に不可欠なミネラルウォーター。1日の摂取量は1.5~2リットルが適量といわれています。しかし、1度にたくさん飲んでも、身体には吸収されません。無駄なく身体に採り入れるには、こまめに水分補給するのがポイント。ただし、水を冷やしすぎると、内臓に負担をかけ、却って代謝を下げてしまいます。適温は12~15度。また、水は体質によって向き、不向きがあるので、無理をしないことも大切。飲んで美味しいと感じた水が、あなたに合っている水です。飲みやすい水を毎日飲み続けることが健康の秘訣です。 水には、多くの成分が含まれています。それぞれ効果があるので、補いたい成分が入っている水を探すのも楽しいですよ。成分はパッケージ裏に記載されていますが、成分表示に関しては、まだまだ曖昧だったり、不足しがちなのが実情。ここでは代表的な成分をご紹介します。
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こまめな水分補給は新陳代謝を活発にし、脂肪の燃焼を促します。ダイエット効果を求める方には硬水がお勧めです。硬水にはカルシウムとマグネシウムが豊富に入っているので、ダイエット中に不足しているミネラルを補うとともに、老廃物を排出する働きによりお通じが良くなります。
水分補給で代謝を上げ血行が促進されると、肌が明るく活き活きとしてきます。コラーゲンの合成を助ける働きのある成分「シリカ」が入っている水は、より美肌に効果的です。皮膚を強くする「サリシン」も注目の成分です。
継続的な水分補給は体調のバランスを整えます。さらに吸収力の高い水を求める方には、ナノクラスター水をお勧めします。水の分子が細かいので、細胞に酸素を効率的に運び、細胞が活性化。身体の隅々まで酸素が行き渡り身体全体が若返るといわれています。
水を飲む習慣がついたら、自分の体調に合わせて水を飲み分けてみては? 自分なりの飲み方を見つけるのも、水を飲む楽しみのひとつです♪ アクアソムリエの山中さんが日頃実践している飲み方とオススメの水を紹介します。
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